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内窓の樹脂とアルミの違いは?断熱と結露への影響を詳しく解説

内窓の樹脂とアルミの違いは?断熱と結露への影響を詳しく解説

内窓を調べていると、「枠は樹脂製が主流」という説明をよく見かけます。一方でご自宅の外側の窓はアルミサッシ、という方も多いはずです。同じ「窓の枠」なのに、なぜ内窓は樹脂が選ばれることが多いのでしょうか。

この記事では、樹脂とアルミという素材の違いが、断熱・結露にどう関わるのかを整理し、ご自宅の窓の見分け方もあわせてご紹介します。複合サッシや窓ごとの交換との違いもあわせて確認できるようにまとめました。

作成者 中川 恭一(株式会社住まうを想う 代表取締役社長) プロフィール

作成日 2026年9月11日 最終更新日 2026年9月11日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約10分

内窓の枠に樹脂が選ばれることが多いのは、なぜですか?

樹脂はアルミなどの金属に比べて熱を伝えにくい性質を持つ素材だからです。窓枠は室内と屋外の温度差に常にさらされる部分のため、枠の素材によって冷気の伝わり方が変わります。

アルミは加工しやすく耐久性にも優れるため、住宅の窓枠に広く使われてきた素材です。ただし熱を伝えやすいという性質があり、冬場に窓枠が冷たく感じられたり、枠自体に結露が出たりする一因になることがあります。内窓では、この枠の部分に樹脂を採用することで、冷たさの伝わり方を変える工夫がされています。

日本の住宅では、長年アルミサッシが主流でした。加工のしやすさや価格、耐久性のバランスが取れていたことが理由とされています。一方で断熱への関心が高まるにつれて、枠の熱の伝わりやすさが見直されるようになり、内窓や複合サッシのように樹脂を取り入れた製品が広がってきました。

樹脂・アルミ・複合サッシは、どう使い分けられていますか?

窓に使われる素材には、樹脂・アルミ・アルミ樹脂複合の3種類があります。それぞれ特性が異なり、設置する場所や既存の窓の状態によって向き・不向きがあります。内窓を検討する場面では、この3つの違いを知っておくと選びやすくなります。

樹脂・アルミ・複合という3つの素材の特性を確認し、既存の窓と組み合わせて選ぶ流れを示す図 図0 窓の素材を選ぶときの考え方 STEP 1 素材の特性を知る 樹脂・アルミ・複合の 違いを確認 STEP 2 既存の窓を確認 外側のサッシが どの素材か STEP 3 組み合わせを検討 内窓を追加するか 交換するか STEP 4 現地で最終判断 窓の状態を見て 決める この順で考えると、素材選びで迷いにくくなります。 実際の適否は現地確認のうえでご案内します。 出典:一般的な窓素材の選び方の整理(2026年9月時点)

ガラスだけでなく、枠の素材も見ておく必要があるのですか?

はい。ガラスを複層ガラスに替えても、枠がアルミのままだと、枠の部分が室内でもっとも冷たい面として残ることがあります。ガラスと枠の両方を確認することで、対策のヌケを防ぐやすくなります。

部位 アルミの特徴 樹脂の特徴
熱の伝わりやすさ熱を伝えやすい熱を伝えにくい
結露のしやすさ枠自体が冷えて結露しやすい枠の冷えが穏やかで結露しにくい傾向
耐久性・加工性加工しやすく耐久性が高い製品により耐候性は異なる

出典:一般的な窓枠素材の特性の整理(2026年9月時点)。効果の感じ方は住宅の条件によって異なります。

我が家の窓枠が樹脂かアルミか、どう見分ければよいですか?

窓枠を軽くたたいたときの感触や、冬場に枠を触ったときの冷たさで、おおよその見分けがつくことがあります。金属特有の冷たさを感じる場合はアルミ、樹脂特有のやわらかい質感であれば樹脂である可能性が高くなります。

01冬場に枠を触ってみる:ひんやりと金属的な冷たさがあればアルミの可能性が高いです。

02質感を確認する:表面がやや柔らかく、樹脂特有の質感であれば樹脂の可能性があります。

03築年数を目安にする:古い住宅ではアルミサッシが使われていることが多い傾向があります。

04判断に迷う場合は相談する:写真を送っていただければ、おおよその判断材料をお伝えします。

多くの住宅では、屋外側の窓(サッシ)がアルミ、内窓として新しく設置する製品が樹脂、という組み合わせになります。屋外側をすべて交換するのではなく、内側に樹脂製の内窓を追加するという考え方が、内窓工事の基本です。

複合サッシという選択肢も検討したほうがよいですか?

窓自体を交換する場合には、複合サッシも選択肢に入ります。複合サッシは、屋外側にアルミ、室内側に樹脂を使うなどして、耐久性と断熱性のバランスを取った製品です。ただし内窓と違い、既存の窓を交換する工事になるため、費用や工期の考え方も変わります。

内窓の追加から窓の交換までの工事規模の幅を示す図 図 工事の規模で見た選択肢の幅 内窓を追加 窓ごと交換 工事の規模が大きくなるほど、費用と工期も増える傾向があります。 既存の窓を活かしたい場合は内窓、根本的に交換したい場合は窓の交換が選択肢になります。 出典:一般的な工法選択の整理(2026年9月時点)

「今の窓を大きく変えたくない」「まずは費用を抑えて試したい」という場合は内窓、「窓自体を新しくしたい」「開閉のしやすさも含めて見直したい」という場合は交換、という考え方で整理すると選びやすくなります。どちらが正解ということはなく、住まいの状態とご希望のバランスで選んでいただくものです。迷う場合は、両方の選択肢を比較しながらご説明することもできます。

アルミサッシのままでも、内窓の効果は期待できますか?

期待できます。内窓は屋外側のアルミサッシを交換せず、その内側に新しい窓を設置する工事です。既存の窓と内窓のあいだに空気の層ができることで、屋外側がアルミのままでも、室内側の冷たさの伝わり方は変わります。

アルミサッシのみの状態と、内窓を追加して空気層をつくった状態を対比して示す図 図1 アルミサッシのみの場合と、内窓を追加した場合 内窓を追加した場合 内窓を追加しない場合 既存サッシと内窓のあいだに空気層 室内側は樹脂の枠に 冷気の伝わり方が変わる 既存の窓はそのまま活かせる アルミサッシが直接室内に面する 枠が冷えやすい 結露が出やすい状態が続く 交換には別途費用がかかる 既存の窓を活かしながら対策できる点が、内窓という工法の特徴です。 出典:一般的な内窓の仲組みの整理(2026年9月時点)

内窓の色や見た目は、部屋の雰囲気に影響しますか?

内窓の色やデザインは、既存の窓やお部屋のインテリアとの組み合わせで印象が変わります。樹脂製の内窓には、木目調やホワイトなど複数の色から選べる製品もあり、素材の違いだけでなく見た目の好みもあわせて選ぶことができます。

「断熱や結露の対策をしたいけれど、部屋の雰囲気は変えたくない」という場合は、既存の窓枠や建具の色に近いものを選ぶことで、違和感を抑えることができます。逆に、部屋の印象を少し変えたいという場合は、あえて異なる色を選ぶという楽しみ方もあります。

色や質感の選択肢は製品によって異なるため、見積りの際に候補となる色見本をご案内できます。実物を確認してから決めたいという場合も、遠慮なくお申し付けください。

石川・富山で樹脂とアルミの違いは、どのくらい重要ですか?

冬に雪や雨が多く、屋外と室内の温度差が生まれやすい石川県・富山県では、窓枠の素材による冷たさの違いを感じやすい環境といえます。結露に悩む場合は、ガラスだけでなく枠の素材もあわせて確認しておくことをおすすめします。

特に日本海側では、冬場の湿った空気と屋内外の温度差が重なることで、窓まわりの結露が目立ちやすい時期があります。枠の素材による冷たさの違いは、この結露のしやすさにも関わる要素のひとつです。白山市を拠点に石川県南部・富山県西部で活動する当社では、こうした地域の気候もふまえたうえでご提案しています。

窓の断熱性能を高めた場合、6地域(関東〜九州)の戸建てでは、光熱費が年間およそ2.2〜2.7万円削減できると見込まれています(モデル住戸による試算・冷暖房を合算した年間の目安)。これは工事の効果を保証する数値ではありませんが、窓まわりの対策が家計にも関わる規模であることを示す目安として参考にできます。

出典:日本サッシ協会 2025(当社シミュレーションページ掲載の試算・2026年9月確認)。

当社の進め方

住まうを想うでは、現地確認の際に窓枠の素材もあわせて確認し、ガラスと枠の両方の観点から必要な対策をご提案しています。営業なし・代表直接対応・窓1ヶ所からという3つのお約束のもと、メリットだけでなくデメリットも含めてお伝えします。

「アルミサッシだから内窓は意味がないのでは」と思われている方もいらっしゃいますが、むしろアルミサッシの住宅こそ、内窓による変化を感じやすいケースが多くあります。素材の組み合わせに不安がある場合こそ、一度ご相談いただくことをおすすめします。写真を送っていただければ、現地確認の前におおよその方向性をお伝えすることもできます。

出典:当社USP「3つのお約束」(/usp/no-sales/・/usp/direct/・/usp/small-start/・2026年9月確認)。

お手入れの方法は、樹脂とアルミで変わりますか?

日常的なお手入れは、どちらの素材でも乾いた布での拭き取りが基本です。ただし素材によって注意したい点は多少異なります。樹脂は熱や強い摩擦に弱い場合があり、アルミは水分が残ると腐食の原因になることがあります。

特別な洗剤や道具を用意する必要はなく、日常の揃除の延長でお手入れできる製品がほとんどです。定期的に拭き取る習慣をつけておくと、見た目の美しさも長持ちしやすくなります。

素材 日常のお手入れ 注意したい点
樹脂乾いた布での拭き取りが基本熱源の近くや強い摩擦に注意
アルミ乾いた布での拭き取りが基本水分が残ると腐食につながることがある

出典:一般的な窓枠のお手入れに関する整理(2026年9月時点)。製品ごとの取扱説明書もあわせてご確認ください。

内窓は室内側に設置されるため、屋外の風雨に直接さらされることは少なく、比較的お手入れがしやすい環境で使用されます。長く使い続けるためにも、気になる汚れは早めに拭き取ることをおすすめします。窓と窓のあいだの空間にほこりがたまりやすいという点も、お手入れの際に意識しておくとよい点です。

樹脂とアルミ、どちらを選ぶか迷う条件はありますか?

多くの内窓製品は樹脂製が基本となるため、内窓そのものの素材で迷うことは多くありません。迷いやすいのは、外側の窓(サッシ)自体を交換するかどうかという場面です。このケースでは、樹脂・アルミ・複合(アルミ樹脂複合)という3つの選択肢から検討することになります。

窓枠の素材チェック(5項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個樹脂の窓枠である可能性があります。枠よりもガラスの構成を優先して確認する進め方もあります。
2〜3個アルミサッシの可能性があります。内窓で室内側の冷たさを軽減できるか確認する価値があります。
4〜5個アルミサッシで枠の影響が出やすい状態と考えられます。現地確認で具体的な対策をご案内します。"]]; function msg(n){ var o=R[R.length-1][1]; for(var i=0;i!==R.length;i++){ if(!(n>R[i][0])){ o=R[i][1]; break; } } return o; } window.__smu03check_msg=msg; function init(){ try{ var b=document.getElementById("smu03check-check"); if(!b){ return; } if(b.getAttribute("data-bound")==="1"){ return; } var r=document.getElementById("smu03check-result"); if(!r){ return; } var c=b.querySelectorAll('input[type="checkbox"]'); if(!c||!c.length){ return; } function u(){ var n=0; for(var i=0;i!==c.length;i++){ if(c[i].checked){ n++; } } r.innerHTML=msg(n); } b.addEventListener("change",u); b.addEventListener("click",u); b.setAttribute("data-bound","1"); u(); }catch(e){ } } if(document.readyState==="loading"){ document.addEventListener("DOMContentLoaded",init); }else{ init(); } var k=0; var iv=setInterval(function(){ k++; init(); if(k>3){ clearInterval(iv); } },400); })();
当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個樹脂の窓枠である可能性があります。枠よりもガラスの構成を優先して確認する進め方もあります。
2〜3個アルミサッシの可能性があります。内窓で室内側の冷たさを軽減できるか確認する価値があります。
4〜5個アルミサッシで枠の影響が出やすい状態と考えられます。現地確認で具体的な対策をご案内します。

樹脂とアルミの違いについて、よくいただくご質問は?

窓枠の素材に関して、ご相談時によくいただく質問をまとめました。一般的な素材特性にもとづく内容で、製品ごとに異なる部分は明記しています。

アルミサッシの家には内窓をつけられませんか?
つけられます。内窓は既存の窓枠の内側に新しく取り付ける工事のため、外側のサッシがアルミのままでも、内窓自体を樹脂製にすることで、室内側の冷たさを軽減する効果が期待できます。

樹脂製の内窓は劣化しやすいですか?
紫外線や経年による変化は素材によって異なりますが、住宅用の内窓製品は屋内側に設置するため、屋外に比べて紫外線の影響を受けにくい環境で使用されます。具体的な耐用年数は製品ごとに異なるため、メーカーの情報とあわせてご案内します。

樹脂とアルミを組み合わせた複合サッシもあると聞きました。違いは何ですか?
複合サッシは、屋外側をアルミ、室内側を樹脂にするなどして、それぞれの素材の特性を組み合わせた製品です。内窓とは設置の考え方が異なるため、既存の窓の仕様によってどちらが適しているかが変わります。

見た目の色や質感は選べますか?
製品によって色やデザインのバリエーションがあります。室内のインテリアに合わせて選びたい場合は、見積りの際に候補をご案内します。木目調・ホワイト系などいくつかの傾向から選べることが多く、既存の建具との相性も確認できます。

樹脂製の窓は火事のときに危险ではありませんか?
住宅用の窓製品は関連する法令や基準にもとづいて製造されています。個別の製品仕様については、メーカーの公表情報とあわせてご確認いただけるようご案内します。

賃貸住宅でも樹脂製の内窓は設置できますか?
建物の所有者や管理会社の承諾が必要な場合があります。原状回復のしやすさも含めて、事前にご相談内容をお伺いしたうえでご案内します。

マンションの共用部にあたる窓枠にも内窓は設置できますか?
内窓は専有部の内側に設置する製品のため、多くの場合は共用部の工事にあたりません。ただし管理規約によって事前の届出が必要な場合があるため、確認してから進めることをおすすめします。

枠の素材に関する疑問は、ガラスの種類の疑問とあわせて生まれることが多いテーマです。両方を一度に確認したい場合も、遠慮なくご相談ください。賃貸やマンションなど、住まいの形態によって確認すべき点が変わることもあわせてお伝えしています。

まずは何を確認すればよいですか?

冬場に窓枠を軽く触ってみて、冷たさを感じるかどうかを確認してみてください。判断に迷う場合は、写真を送っていただくだけでも、おおよその見立てをお伝えできます。

ガラスの種類と窓枠の素材、この2つを合わせて確認することで、ご自宅に合った対策の方向性が見えてきます。当社では、この2点を現地確認のうえで整理し、必要な工事だけをご提案しています。「効果があるかどうか分からず不安」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。窓1ヶ所だけの相談からでも承っています。

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