戸建て1階の窓9か所に内窓インプラス|玄関・脱衣所・トイレの小窓まで冷気の入口をふさいだ施工事例(1階編)
2階建ての戸建てで、1階の窓9か所すべてにLIXILの内窓「インプラス」を取り付けた施工事例です。リビングや和室だけでなく、玄関・洗面脱衣所・トイレ・キッチンといった、ふだん暖房を入れない場所の小さな窓まで内窓を入れました。
「暖かい部屋を出た瞬間にヒヤッとする」——北陸の冬にご相談の多いこの悩みは、暖房のある部屋ではなく、廊下や水まわりの窓から入る冷気が原因になっていることが少なくありません。この記事では、1階の9か所を写真で順にご覧いただきながら、なぜ小さな窓にも内窓を入れる価値があるのかをお伝えします。2階の9か所は2階編にまとめています。
作成者 中川 恭一(株式会社住まうを想う 代表取締役社長) プロフィール
作成日 2026年9月26日 最終更新日 2026年9月26日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約6分
どんな住まいで、どこに内窓を付けたのですか?
子ども部屋と和室のある2階建ての戸建てで、家じゅうの窓18か所に内窓を設置した「まるごと断熱」の現場です。この記事では、そのうち1階の9か所をご紹介します。
- 建物:2階建ての戸建て(1階に和室・リビング・キッチン・水まわり)
- 工事の種類:内窓(二重窓)の設置
- 使用商品:LIXIL 内窓「インプラス」
- この記事の施工箇所:1階9か所(玄関・洗面脱衣所・トイレ・キッチン2・リビング2・和室2)
- 施工時期:和室にクリスマスの飾りが写っていることから、冬の工事と考えられます
※施工地域・築年数・ご家族構成・工期・費用は共有資料に記載がないため掲載していません。
暖房のない場所の窓にも、内窓は必要ですか?
家じゅうの温度差を小さくしたいなら、むしろ優先したい窓です。今回の1階9か所のうち、玄関・洗面脱衣所・トイレ・キッチンの5か所は、暖房を入れないことが多い場所の窓でした。しかも洗面脱衣所・トイレ・キッチンの3か所は北向きです。
リビングを暖めても、廊下や脱衣所が冷え切ったままでは、家の中を移動するたびに寒さを感じます。特に冬の入浴前後に通る脱衣所とトイレは、温度差が体の負担になりやすい場所です。窓の内側にもう一枚窓を付けて空気の層をつくると、外の冷気が室内に伝わりにくくなり、暖房のない部屋でも冷え込みをやわらげる効果が期待できます。
「小さな窓1か所ずつなら、大きな工事にならない」というのも内窓の利点です。今回のような玄関横やトイレの小窓でも、既存の窓はそのまま残し、内側の枠に内窓を納めています。
1階9か所のBefore/After
写真は施工の記録順に並べています。Beforeが既存の窓、Afterが内窓を取り付けた状態です。
玄関・水まわり(暖房のない場所)
1. 玄関(西向き・小窓)
収納棚と飾り棚に囲まれた小さな窓です。棚に囲まれた奥まった位置でも、既存の窓枠の内側に白い内窓を納めました。玄関は外気に近く、ドアの開閉でも冷えやすい場所です。
2. 洗面脱衣所(北向き・小窓)
入浴前後に服を脱ぐ場所の窓です。北向きで日が入らず、暖房もない場所のため、家の中でも特に冷えやすい窓と考えられます。内窓で外気の影響を抑えることで、脱衣所の冷え込み対策になります。
3. トイレ(北向き・小窓)
換気扇の横にある小窓です。トイレは滞在時間が短いぶん暖房を入れにくく、冬は家の中でいちばん寒い場所になりがちです。小窓1か所でも内窓を入れておくと、冷気の入口を一つ減らせます。
キッチン(形の違う2つの窓)
4. キッチン(北向き・横長の高窓)
食器棚の上に付いた横長の高窓です。高い位置にある横長窓は手が届きにくく見落とされがちですが、北向きのため冷気が入りやすい窓です。高窓の寸法に合わせて内窓を製作し、枠の内側に納めました。
5. キッチン(東向き・縦長の細い窓)
コンロ横の細長い窓です。インプラスは窓の寸法に合わせて1台ずつ製作するため、このような縦長の細い窓にも対応できます。
リビング・和室(家族が過ごす場所)
6. リビング(東向き・引違いの腰窓)
カーテンを外して撮影したリビングの腰窓です。白い壁と2色の壁紙に合わせて、内窓の色もホワイトを選んでいます。
7. リビング(南向き・掃き出し窓)
リビングでいちばん大きな掃き出し窓です。面積が大きい窓ほど熱の出入りも大きいため、内窓の効果を体感しやすい場所と考えられます。既存の窓と同じ引違いタイプなので、開け閉めの動作は変わりません。
8. 和室(南向き・掃き出し窓)
和室の掃き出し窓には、木目調の枠色を選びました。既存の木の窓枠になじみ、内窓を付けたあとも和室の雰囲気が変わっていません。インプラスは枠の色を部屋ごとに選べます。
9. 和室(西向き・引違いの腰窓)
同じ和室の腰窓です。こちらも木目調で揃えています。西向きの窓は冬の午後の日差しが入る一方、夜は冷えやすいため、内窓で昼の暖かさを逃がしにくくする効果も期待できます。
この現場から分かる、内窓を付ける順番の考え方
家じゅうを一度に工事した現場ですが、1階の9か所を見ていくと「どこから始めるか」のヒントが見えてきます。
- 温度差をなくしたいなら、暖房のない場所の窓から。脱衣所・トイレ・廊下の小窓は、1か所あたりの工事が小さく、家の中の温度差に直接効く場所です。
- 暖房費が気になるなら、大きな窓から。リビングや和室の掃き出し窓は面積が大きく、熱の出入りも大きい窓です。
- 見た目が気になるなら、枠の色を部屋ごとに。和室は木目調、洋室はホワイトと、この現場のように部屋に合わせて選べます。
住まうを想うでは、窓1ヶ所からのご相談に対応しています。家じゅうをまとめて工事するか、気になる窓から順に進めるかは、ご予算とお悩みの強さに合わせて一緒に考えます。
よくある質問
Q. トイレや脱衣所の小さな窓だけでも工事できますか?
A. はい。窓1ヶ所からのご依頼に対応しています。小窓の内窓は工事の負担も小さく、暖房のない場所の冷え対策として始めやすい箇所です。
Q. 内窓を付けると、窓の開け閉めは面倒になりますか?
A. 既存の窓と内窓の2枚を開け閉めすることになります。今回のように引違いの内窓なら動作は既存の窓と同じです。換気の回数が多い窓は、開けやすさも含めてご相談ください。
Q. 和室の雰囲気は変わりませんか?
A. インプラスは枠の色を選べます。今回の和室は木目調を選び、既存の木の枠になじませています。現地でお部屋を見ながら色をご提案します。
Q. 補助金は使えますか?
A. 内窓の設置は、国や自治体の補助制度の対象となる場合があります。制度によって対象製品・条件・申請期間が異なるため、ご検討時点の最新情報をご案内します。新着・補助金情報もご覧ください。
Q. 工事にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 窓の数や現場の状況によって異なります。窓1ヶ所なら最短半日、住みながらの工事が可能です。正確な日程は、窓の状態を確認したうえでご案内します。
まとめ
暖かい部屋を出た瞬間の「ヒヤッ」は、暖房のない場所の窓から入る冷気が原因になっていることがあります。今回の現場では、玄関・脱衣所・トイレ・キッチンの小窓まで含めて1階9か所に内窓を入れ、冷気の入口をまとめてふさぎました。
家じゅうを一度に、と決める必要はありません。まずはご自宅の「いちばん寒い場所の窓」を、写真に撮って送ってみてください。
脱衣所や廊下の寒さ、窓1ヶ所からご相談ください
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